年収500万で生活苦しいのは本当なの?
なんでお金が貯まらない現象が起こるの?
など年収500万で生活が苦しいことに対して疑問を感じている人もいるでしょう。
そこで本記事では、なぜ年収500万で生活が苦しいのかを具体的に解説します。
貯蓄ができなくなる理由と改善方法を紹介するので、年収500万で生活が苦しいと悩んでいる人は必見です。
結論、生活が苦しい人は以下の改善方法がおすすめです。
- 支出を削減する
- お金持ちではないことを理解する
- 投資には手を出さない
- 生活レベルを上げない
特に①の【固定費削減】は転職や副業とは異なり、労力が少なく生活改善ができる唯一の方法です。
多くの人が収入を上げることに目が行きがちですが、仮に月4,000円の支出を抑えられれば、年間で48,000円の削減です!
美味しいご飯が食べられるようになりますし、趣味にもお金を使えるので生活が苦しいどころか【豊かになること】間違いありません!
さらに余剰資金が出るので、老後に向けた投資も可能になります。
そのため、生活が苦しい人は、収入を上げることばかりに目を向けるのではなく、支出を下げることがおすすめです。
とはいえ、何をして良いかわからない人も多いでしょう。
年収500万で生活が苦しい?手取りを紹介
年収500万の手取りは、約390~420万円で月換算すると約35万前後です。
また、国税庁が公表している「民間給与実態統計調査」によると、年収500万円以上を稼いでいる割合は全体の31.2%です。
つまり、3人に1人が年収500万を稼いでいる人がいます。
とはいえ、ネットでは年収500万は夢見すぎと言われています。
そのため、年収500万は若年層だと稼ぐのが難しい金額と言えるでしょう。
年収500万で生活が苦しくなる理由
本章では「年収500万円で生活が苦しくなる理由」を7つ紹介します。
- 都内に住んでいる
- ブランド品を頻繁に購入している
- 健康や美容にお金をかけている
- リボ払いをしている
- Uber Eatsを活用している
- コンビニを頻繁に利用する
- 移動がタクシー
年収500万円で生活が苦しくなる理由が気になる方はぜひご覧ください。
都内に住んでいる
年収500万円で生活が苦しくなる理由として、都内に住んでいることが挙げられます。
都内は田舎と比べると、家賃も高く娯楽がたくさんあります。
そのため、同じ年収でもお金の減り方が全く違うのです。
実際、都会(23区内)と地方のワンルーム家賃を見比べてみても、以下のような差があります。
家の場所 | 家賃(ワンルーム) |
---|---|
23区内 | 8~10万前後 |
地方 | 3〜5万 |
加えて、娯楽もたくさんあるので、お金が減りやすいのです。
また、地方だと年収500万で勝ち組と言われており、物価も安く移住制度でお得になる可能性もあります。
そのため、住む場所がどこでも良いのであれば、地方に移住するのも1つの方法です。
ブランド品を頻繁に購入している
また、ブランド品を頻繁に購入している点、年収500万で生活が苦しくなる理由です。
特に20代前半で年収500万になると、周りより生活に余裕があるので「お金持ちになった」と錯覚してしまう傾向があります。
結果【VUITTON】や【GUCCI】など数十円単位の高級ブランドを買ってしまうのです。
いくら年収500万でも、身の丈にあっていないお金の使い方をしていると、生活に余裕が無くなるのは当たり前です。
そのため、年収500万で生活が苦しい状況に陥っている人は支出を常に気にする癖を付けましょう。
健康や美容にお金をかけている
また、健康や美容へお金を使っている人も、年収500万で生活が苦しくなる原因です。
特に美容に関しては、以下のようにお金がかかるものばかり。
- 脱毛
- スキンケア
- ホワイトニング
脱毛や歯列矯正は、数十万単位のお金が必要です。
また、健康に関しても【サプリメント】定期的に摂取するなどお金がかかります。
つまり、月全体で見ると、健康や美容の意識が高い人は数万〜数十万円単位の費用が発生します。
支出が必然的に多くなるので、年収500万で生活が苦しいことが起こるのです。
リボ払いをしている
リボ払いをしている人も、年収500万で生活が苦しくなる理由です。
リボ払いは非常に高金利なので、毎月の支払いが減らず、借金が増える特徴があるからです。
リボ払いとは、利率が15〜18%の高金利で月の支払い額を定額で払える方法のこと。
一見、便利そうな支払い方法ですが、金利が高すぎるかつ、定額支払いなので返せなくなってしまいます。
そのため、年収500万でも支出が多くなり、生活が苦しくなってしまうのです。
Uber Eatsを活用している
また、Uber Eatsを活用している人も、年収500万なのに生活が苦しくなる人です。
特にUber Eatsは【外食の料金に+して運送費も加算される】ので、1つの注文で数千円飛ぶことは珍しくありません。
加えて、気軽に注文できてしまうので、ついつい活用してしまいます。
結果、支出が増えて、年収500万で生活が苦しい状況に陥ってしまうのです。
コンビニを頻繁に利用している
コンビニを頻繁に利用している人も、年収500万で生活が苦しくなる人の特徴です。
コンビニは欲しいものがほとんど手に入ります。
加えて、24時間営業でどこにでもあるので、ついつい利用してしまいがちです。
しかし、コンビニはスーパーと比べると単価が高く、1回利用すれば200円〜500円ほど飛んでいきます。
また、スーパーと違って気軽に寄りやすいことから、毎日の頻度で使ってしまいがちです。
そのため、支出が多くなり、年収500万なのに生活が苦しくなってしまうのです。
移動がタクシー
移動がバスや地下鉄などの公共交通機関ではなく、タクシーの人も生活が苦しくなります。
タクシーは公共交通機関のように一律の金額ではないので、かかる費用が大きくなりやすいからです。
加えて、近年は【GO】や【DiDi】など、タクシーを呼べるアプリもあります。
手軽に活用できてしまうので、日々タクシーを活用してしまい年収500万でも足りなくなってしまうのです。
年収500万で生活が苦しくならないための必要なこと
本章では「年収500万円で生活が苦しくならないための必要なこと」を4つ解説します。
- 支出を削減する
- お金持ちではないことを理解する
- 投資には手を出さない
- 生活レベルを上げない
どうすれば年収500万で生活が苦しくならないかを知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
支出を削減する
年収500万で生活が苦しい人には、固定費の見直しをすることをおすすめします。
固定費の見直しは、収入を上げるよりも今すぐ取り組めるので難易度が低いからです。
特に年収500万から収入を上げるとなると、転職や副業をするしか方法がありません。
そして副業は成功するまでが長く辛いですし、転職だと最悪の場合【収入が下がってしまう】【職場の環境が悪くなる】リスクがあります。
一方、支出の見直しであれば、誰でも取り組めるので、生活が苦しい状況から今すぐに脱却可能です。
特に日本ではお金の教育が進んでおらず、学校でも学べないので、無駄な部分にお金を使ってしまっている人は多くいます。
また、固定費削減と聞くと「意味ない」と思われがちですが、仮に2万円削減できれば、年間24万円なので1ヶ月の給与を稼いだのと同等の価値です!
そのため、生活が苦しい人で収入を上げるのが難しい人は【固定費削減をすること】をおすすめします。
とはいえ「そもそも何から始めれば良いかわからない」と悩んでいる人も多いでしょう。
そこでFP相談であれば、お金のプロから何がいけないかを相談できます。
お金持ちではないことを理解する
また、年収500万円はお金持ちではないことを理解するのも生活が苦しくならないために大切なことです。
お金持ちであると考えてしまうと、無駄な浪費をしやすくなるからです。
年収500万円は、税金や保険料が引かれた月収は35万円です。
旅行に行ったり、高級料理を食べたりするなど、少し贅沢をすればすぐに無くなる金額です。
また、都会だと家賃が高いので生活するのがやっとでしょう。
意外と思うかもしれませんが、年収500万はお金持ちではないのです。
とはいえ、20代で年収500万を稼いでいるのであれば、十分な金額です。
実際、20代で年収500万以上を探している女性は多くいます。
投資には手を出さない
また、年収500万で投資に手を出さないようにしましょう。
年収500万であれば、投資よりも自己投資をして能力を上げ、副業や本業で上げる方がコスパが良いからです。
特に年収500万であれば、これからスキルを付けて高年収を目指せる収入です。
そのため、わざわざリスクの高い金融資産への投資ではなく、自分の能力向上の方が期待値は大きいと言えます。
生活水準を上げない
また、生活水準を上げないことも非常に大切です。
一度生活水準を上げると、下げることが困難になり、年収500万でも生活が苦しくなります。
特に、以下の費用にお金を掛けすぎていないか確認してみてください。
- 家賃
- 食費(高級レストラン)
- ファッション費(高級ブランド品)
- 美容費
自分の身の丈に合った生活をしていないと、年収500万はすぐに生活が苦しくなります。
生活が苦しくならないためにも、しっかりと自分の生活水準を維持し続けることが大切です。
とはいえ、年収500万がすごいという意見があるのも事実。
生活が苦しい!収入を上げるのにおすすめの方法
これまで年収500万でも生活は苦しいことを紹介してきました。
しかし世の中にはさらに年収が低く「収入を上げたい」「高年収を目指したい」という人もいるでしょう。
そこで本章では「生活が苦しい人におすすめの収入を上げる方法」を紹介します。
- 高収入を目指せる業界へ転職をする
- 副業をする
生活が苦しすぎて「今よりも収入を上げたい」と考えている人はぜひ参考にしてください。
高収入を目指せる業界へ転職する
高年収を目指したい人は、より高い収入が得られる仕事に転職することがおすすめです。
例えば、以下のように成果やスキルで収入が決まりやすい職種が良いです。
- マーケター
- コンサルタント
- システムエンジニア
- 営業職
【スキルがある人】や【成果が出せる人】は希少価値が高いので、収入も上がりやすい傾向があります。
また、将来的に目線で見ても、独立も視野に入れられるので非常におすすめです。
したがって、高年収を目指したいのであれば稼げる業界へ転職するのをおすすめします。
副業をする
高年収を目指したい人は、副業に取り組むのもおすすめです。
副業をすると本業以外の収入が入るため、高年収に近づけます。
副業は数多くありますが、アルバイトではなく、スキルが身に付く副業をおすすめします。
スキルが付くと転職で有利になったり、単価の良い仕事を紹介されたりする可能性があるためです。
スキルが身に付く副業の一例を紹介します。
- デザイナー
- プログラマー
- Webライター
- 動画編集
- YouTube
特に動画編集に関しては市場が伸びており、比較的簡単に覚えやすい傾向があります。
そのため、副業で数万円ほど稼ぎたいのであればおすすめです。
とはいえ、そもそもパソコンがないと副業を始められません。
パソコンがないと悩んでいる人は、コストを抑えられるパソコンのレンタルがおすすめです。
まとめ:年収500万で生活が苦しい人は支出が多い
本記事では、年収500万で生活が苦しい理由を明らかにしました。
年収500万は高収入に思えますが、生活水準が高いとすぐに苦しくなる収入です。
特に子どもがいると、年収500万だと生活はギリギリになってしまいます。
年収500万で「生活が苦しい」とならないためには、無駄なコストをカットしたり、共働きで世帯年収を増やしたりするのがおすすめです。
とはいえ「何から始めれば良いかわからない」「どこの部分が削減できるかわからない」と思っている人も多いはず。
一番簡単なのは【FPに相談】をして、固定費削減を試みることです。
特に年収500万を稼いでいるとなると、転職で収入を上げるのは非常に難しいです。
そのため、生活が苦しい人はお金のプロであるFPへ相談して、固定費削減に挑戦するのが一番簡単な方法と言えます。