年収700万は勝ち組?世間の評価について徹底解説

年収700万は勝ち組なの?

世間からどんなイメージがあるの?

など年収700万のイメージについて知りたい人は多いでしょう。

そこで本記事では、年収700万が勝ち組かについて徹底解説します。

どんなイメージか知りたい人は必見です。

目次

年収700万は勝ち組

年収700万が勝ち組の理由は労働者として見ると高収入に部類されるからです。

日本では、約9割の人がサラリーマンとして働いています

働くことと働き方に関する理解」によると、以下の表のデータが発表されており、約89%の人が会社員をしている統計となりました。

人数
働いている人のトータル6446万人
雇用者(会社員)5718万人
自営業697万人

そして「政府統計の総合窓口」の世帯平均年収を見ても、年収700万を超えている年は一度もありません。

引用元:政府統計の総合窓口

上記のデータは世帯なので、一般的な平均年収よりも、年収は大きくなりやすいです。

しかし、700万を超えていないので経営者や自営業などを除く、労働者(サラリーマン)として見れば、年収700万は勝ち組の収入と言えるでしょう。

また、ネット上では「年収300万を稼ぐのは難しくなりつつある」という意見が挙がっています

年収300万が難しいと言われている現実を見ると、年収700万はかなりの高収入と言えます。

 

年収700万が勝ち組かを判断するには数字以外に注目すべき

とはいえ、年収700万が勝ち組かを判断するには数字以外に注目すべきという声もあります。

つまり【過度な残業をして達成した年収700万】と【余り働かず】では、全く幸福度が異なるということです。

さらに近年は、ワークライフバランスが大事という声もあり、プライベートを重視する意見も多くなってきています。

そのため、勝ち組かどうかの判断は、仕事と生活のバランスが整っているかどうかも大切と言えるでしょう。

年収700万で勝ち組なのかは個人の価値観による

また、年収700万が勝ち組かは個人の価値観によると回答した人もいました。

自分が身をおいている環境で全く異なるからです。

例えば、世帯年収1000万円の層に属していて「年収1000万大したことない」という意見を持っている人もいます。
一方で年収が低いとされるグループでは、生活保護や年金生活で暮らしている人もいます。

周りが高年収であれば、年収700万が勝ち組かの定義は異なってくるでしょう。

そして価値観の観点で言うと、嫌いな仕事をダラダラとしている人であれば「好きなことをしている人は勝ち組」といった考えにもなります。

つまり、個人が何を大切にしているかで勝ち組の定義は大きく異なるのです。

また、あきらかに収入面で勝ち組路線を歩んでいるビルゲイツでも、離婚をしています。

もちろん結婚が全てではないですが、お金がある=幸せ(勝ち組)ではないと言えるでしょう。

まとめると、年収700万が勝ち組かどうかは【自分の置かれている環境】と【何を大切にしているか】が重要なようです。

年収700万で勝ち組と感じないのは手取りが少ないから

「勝ち組ではない」と主張する人の意見の中には「年収700万でも手取りが少なくなる」ということを言っている人がいました。

しかし、結論から言えば「手取りが少ない」という主張は仕方がないことです。

日本は累進課税制度なので、稼ぐ額が増えれば税金が多くなり、手取りは必然的に少なくなります。

とはいえ、非課税世帯の人を除いて、税金は納税義務があるので「手取りが少ないから年収700万が勝ち組ではない」という意見は間違いです。

実際、平均年収に近い300万~400万の人でも「年収350万はヤバい」「年収400万は恥ずかしい」と言われてます。

したがって、年収700万は収入面で見ると十分に勝ち組でしょう。

 

年収700万が勝ち組かを判断できる要素

これまで年収700万が勝ち組かの質問に対する回答を深掘りしてきました。

そこで本章では「年収700万が勝ち組かを判断できる要素」を3つ紹介します。

  • 仕事の満足度
  • ライフスタイルの充実度
  • 自分の中にある勝ち組の定義を達成しているか

年収700万が勝ち組か知りたい人は必見です。

仕事の満足度

年収700万が勝ち組かを判断できる要素として、仕事に対しての満足度が高いことが挙げられます。

例えば、年収700万でも【月45時間の残業をしている人】と【残業0の人】では、どちらの方が仕事の満足度が高いかは明白です。

また、他の観点として【楽しくやっているか】【嫌々やっているか】でも、同じことが言えます。

つまり、仕事に対して自分が満足しているかは、勝ち組と言えるかの大きなポイントです。

年収700万に限った話ではないですが、仕事の待遇や満足度は勝ち組かを判断できる大きな要素の1つと言えます。

ライフスタイルの充実度

また、仕事満足度と同様にライフスタイルが充実しているかも、年収700万で勝ち組かの要素として挙げられます。

例えば「モテたい」と思っている人が、年収700万で女性からモテていない場合、勝ち組とは言えないでしょう。

ライフスタイルが充実していないからです。

【結婚】や【子どもがいるか】などにも、同様のことが言えます。

つまり、勝ち組かの基準に経済的な面だけでなく、ライフスタイルが充実しているかは重要なのです。

したがって、年収700万以外の人であっても、自分のライフスタイルが充実していれば勝ち組と言えるでしょう。

また、年収700万でも生活が苦しいと言われています。

 

自分の中にある勝ち組の定義を達成しているか

年収700万で勝ち組かどうかの判断基準として、自分の中にある定義を達成しているかどうかが挙げられます。

世の中には【年収1000万が幸せと感じる人】もいれば【友人と楽しく遊べれば】勝ち組として捉えている人がいます。

したがって、自分がやりたいことやここまでいければ良いという定義を達成していれば、勝ち組と言えるでしょう。

とはいえ、やりたいことには基本的にお金がかかってくるのは事実です。

そのため「年収700万のように高収入を目指したい」という人も多いでしょう。

年収700万は勝ち組?世帯収入1000万でも上位12%と書いてあるが信用できない

年収700万もだけど、世帯年収1000万でも上位12%に入るのは信じられないという意見もあります。

自分がそんな上位12%の収入があるなんて信じられない気持ちです。

生活も鶏胸肉を駆使したり、電気代節約したら「安くなったー」と喜んだり、ランチにドリンク付けるか悩んだりしています。

統計がどう取られたか分かりませんが、正社員の男性だけに絞ったら30%くらいは700万以上稼いでる気がします。

結論、世帯年収1000万は上位層です。

実際、国税庁が発表している「民間給与実態統計調査」によると、年収700万以上を稼いでいる男性は、わずか6012人(27,789人中)です。

つまり、約21%しか年収700万以上を超えている男性はいません

女性を含めるともっと%が低くなることを加味すると、年収700万以上を稼いでいる人は30%もいないと言えるでしょう。

そして、世帯1000万を超える世帯に関して言うと、女性は男性よりも年収が上がりづらい傾向があります。

実際「30歳で年収500万円の男性は本当にハイスペック?」という意見もあることから、女性は年収350万付近で稼ぐのが難しい金額になると推測できます。

年収700万を稼ぐ男性は約21%で、女性は年収300万台で難しいとなると、足しても1000万に届きません

まとめると【世帯年収1000万が上位12%】という話は、本当と言えます。

まとめ:勝ち組と言われる年収700万以上を目指すなら転職しよう

本記事では、年収700万に対する世間の意見と勝ち組かを判断できる要素について解説しました。

結論、年収700万は世間から見れば勝ち組です。

理由としては経済的に余裕が出て、人生の選択肢が広がるからです。

また、年収700万が勝ち組かは「個人の価値観である」意見もありますが、お金がある方がやりたいことができ、幸せに暮らしていけるでしょう。

したがって、収入を上げるために【転職】や【副業】は、積極的にすることをおすすめします。

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