年収2000万はたいしたことないの?
なぜ高収入なのに批判的に言われているの?
など年収2000万がすごいのかについて知りたい人は多いでしょう。
そこで本記事では、年収2000万がたいしたことないと言われている理由について徹底解説します。
稼いでいる割合や可能性がある職業も紹介しているので、興味のある人はぜひ最後までご覧ください。
年収2000万はたいしたことない?稼いでいる人の割合
結論、日本で年収2000万以上を稼いでいる人は非常に少ないです。
国税庁が公表している「民間給与実態統計調査」によると、年収2000万以上を稼いでいる人の割合は0.5%と公表されています。
つまり、200人に1人しか年収2000万以上を稼いでいる人がいない計算となります。
また、年収1000万でさえも稼ぐ難易度が非常に高いと言われる収入です。
したがって、年収2000万がたいしたことないのは、間違いであると言えるでしょう。
年収2000万はたいしたことないと言われる理由
年収2000万がたいしたことないという意見は間違いと言いましたが、批判的な意見があるのも事実です。
そこで本章では「年収2000万はたいしたことないと言われる理由」を5つ紹介します。
- 税金が高い
- 資産1億まではお金が減ってしまう
- サラリーマンで稼げるのは50代以降
- 結婚しているとなかなかお金が貯まらない
- ローン審査が通らないことがある
どうして年収2000万がたいしたことないのか、知りたい人は必見です。
税金が高い
年収2000万がたいしたことないと言われる理由として、税金で半分近くのお金を持っていかれてしまうからです。
個人か法人かにもよりますが、仮に個人の場合だと40%の税金を支払う義務があり、加えて住民税も支払う義務があります。
つまり、仮に年間で2000万を稼いでも手取りで1000万ほどしか残りません。
年収2000万を稼いでいるのに、思ったより少ないという気持ちから「たいしたことない」といった意見になるのでしょう。
実際、高年収と言われる年収1000万でも「たいしたことがない」という声があります。
資産1億まではお金が減ってしまう
また、資産1億まではお金が減ってしまう点も年収2000万がたいしたことがないと言われる理由です。
特に人間は誰しもが、収入が上がると贅沢な暮らしをしてしまうものです。
【給与が入った日】や【賞与がもらえた月】などに、散財をしてしまった経験がある人は非常に多いでしょう。
つまり、ほとんどの人間がお金を稼ぐほど支出が大きくなっていくと言えます。
いくら稼いでいても生活が苦しくなるので「たいしたことがない」といった意見が挙がるのです。
実際、1000万円も多い年収3000万であっても批判的な意見はあります。
サラリーマンで稼げるのは50代以降
サラリーマンだと稼げるのが50代以降になる点も、たいしたことがないと言われてしまう理由として挙げられます。
実際、体力的にも周りから見ても、年収2000万が欲しいのは若年層です。
しかし、サラリーマンで年収2000万を稼ぐとなると、出世の中でも非常に難易度の高いポジションを取らないといけません。
どうしても、年収2000万をサラリーマンで稼ぐとなると、40代から50代以降になってしまうでしょう。
そのため、年収2000万はたいしたことがないといった意見になってしまうと言えます。
また、サラリーマンだと年収900万を稼ぐのでさえも非常に困難な道です。
結婚しているとなかなかお金が貯まらない
結婚しているとお金が貯まりづらい点も、年収2000万がたいしたことないと言われる理由です。
子育てにかかる費用を見てみると、0〜6歳までの7年間総額で約700万円かかると言われています。
参照元:【保存版】子育てに必要な費用はいくら?
加えて、子どもが好きなことをさせるために、習い事をさせるとなるとより多くのお金が必要です。
実際、ネット上でも「年収2000万で生活が苦しい」という声もあります。
したがって、家族持ちの人からすると、年収2000万はたいしたことないと言われてしまうのです。
ローン審査が通らないことがある
また、職業によってはローン審査が通らないことがある点も、たいしたことないと言われる理由です。
特にYouTuberや芸能人に関しては、いつ人気が落ちて収入が減るかが分からない職業です。
そのため、クレジットカードや家の購入の審査が落ちることは珍しくありません。
一方で年収800万のサラリーマンであれば、社会的な信用があるので審査が通る可能性があります。
年収2000万でもできないことがあることから「たいしたことない」がないといった意見になってしまうのです。
たいしたことないと言われる年収2000万を稼ぐ方法
本章では「年収2000万を稼ぐ方法」を3つ紹介します。
- 出世する
- 起業して事業を立ち上げる
- 投資をする
それぞれ順に解説していくので、年収2000万を稼ぐ方法が知りたい人はぜひご覧ください。
出世する
40代から50代でも良いのなら、サラリーマンとして出世を本気で目指すのも1つの方法です。
特に上場企業の役員レベルであれば、年収2000万を稼げる可能性があります。
また、サラリーマンなので「ローンの審査が通らない」「明日仕事が無くなる」といったことが起こる可能性は低いです。
ただし、出世のために飲み会に常に参加することなど、自分のしたくないことをする必要がある点がデメリット。
加えて、上司ガチャに失敗すると、出世できない場合もあります。
したがって、年収2000万を稼ぎたいのであれば、スキルを付けて起業する方が達成できる可能性は高いでしょう。
起業して事業を立ち上げる
また、起業するのも、年収2000万を稼ぐ方法の1つです。
自分の実力で上手くいくかが決まるので、出世よりも稼げる確率としては高いでしょう。
さらに20代でも年収2000万を稼げる可能性があります。
そして、近年はインターネットの発達によって、様々な情報が簡単に得られる時代になりました。
そのため、昔と比べると、実績者に話を聞けるといった自分の行動次第で失敗確率を下げられます。
ただし、サラリーマンでの出世を目指すのとは異なり、収入が0になる可能性や借金を背負うリスクがあります。
年収2000万は簡単に稼げないので当たり前ですが、起業はそれなりのリスクを取る必要がある方法なのです。
投資をする
年収2000万以上を稼ぐ方法として、株式や不動産といった投資をすることが挙げられます。
特に株式投資に関しては、購入した会社の価値が上がるほど、儲かるのでお金持ちであれば収入が増える方法です。
例えば、仮に1000個の株式を保有していれば、100円以上値上がりして全て売ることで10万も儲かります。
つまり、お金がある人ほど儲かりやすい方法なのです。
そのため、年収1000万ほどあり、資金に余裕がある人なのであれば、投資を始めるのも1つの方法と言えます。
まとめ:年収2000万がたいしたことないのは生活レベルが上がっているから
本記事では、年収2000万はたいしたことないのかについて解説しました。
結論、年収2000万はわずか0.5%の人しか稼いでいない金額なので、非常に珍しい存在です。
そして成果報酬であっても達成するのが困難な金額なので、サラリーマンであれば役員レベルに出世する方法しかないと言えるでしょう。
そのため、年収2000万がたいしたことがないのは【間違った情報】です。