地方で年収500万円は勝ち組なの?
なんで勝ち組という意見が挙がっているの?
など地方だと年収500万は勝ち組なのか気になる人は多いでしょう。
そこで本記事では、地方で年収500万円は勝ち組なのかを徹底解説します。
また、地方年収500万に対して批判的な意見も紹介するので、興味のある人はぜひ最後までご覧ください。
地方では勝ち組?年収500万の手取り金額
結論、年収500万の手取りは約390~420万円で月換算すると、約33万前後です。
33万であれば、都会で暮らすだけであれば十分な金額。
したがって、生活費コストの安い地方だと年収500万は勝ち組と言われているのです。
また、ネットでは「年収500万は稼ぐのが難しい金額なのでは?」という意見もあります。
地方で年収500万は勝ち組と言われる理由
本章では「地方で年収500万は勝ち組と言われる理由」を5つ紹介します。
- 生活費が安くて済む
- 年収500万は平均年収より高い
- ストレスなく過ごせる
- 貯金ができる
- 将来に向けた資産形成ができる
なぜ地方で年収500万だと勝ち組かを知りたい人は必見です。
生活費が安くて済む
また、生活費が安く済む点も、年収500万が地方で勝ち組と言われる理由です。
近年は物価の上昇にも伴い、様々なモノの値段が上がっており、家賃や光熱費も例外ではありません。
特に家賃に関しては、都会の23区内であれば8〜10万(ワンルーム)で当たり前です。
一方で地方であれば地域によりますが、3万~5万円と2倍以上の差があります。
したがって、都会でもそこそこの暮らしができる年収500万は地方で勝ち組と言われるのです。
年収500万は平均年収より高い
地方で年収500万が勝ち組の理由として、平均年収が高いことが挙げられます。
実際、厚生労働省の「賃金の推移」を見ても、日本全体の平均年収は311万円。
年収500万と比べると、約190万近くの差があります。
また、ネットでは女性が年収500万の男性を探している人に対して夢見すぎといった意見も挙がっています。
つまり、年収500万は一般的に見るとお金があると判断される収入と言えるでしょう。
とはいえ、女性から見ると「年収500万が低い」という人も一部います。
ストレスなく過ごせる
自然に囲まれた場所で、ストレスなく過ごせる点も勝ち組の理由と言われる理由です。
特に年収500万で地方住みともなると、金銭的にも余裕がある収入です。
そのため、独身であれば、お金に困ることはほとんどありません。
加えて、地方だと自然によって、ストレス無くゆったりとした生活ができるメリットがあります。
したがって、都会で【毎日が多忙】で【収入が低い】という人からすると勝ち組に見えてしまうのです。
貯金ができる
また、貯金ができる点も、地方の年収500万が勝ち組の理由です。
近年は物価も上昇して、今までの生活だと苦しいので、貯金ができない人が増えてきています。
実際、金融広報中央委員会が発表している世論調査「単身世帯調査」によると、20代の平均預貯金額は87万円と言われています。
特に都会だと遊べる場所も豊富なので、なかなか貯まらない人も多いでしょう。
一方で年収500万であれば、地方の生活費の安さと遊ぶ場所の少なさでお金は貯まりやすい傾向があります。
したがって、都会の人からすると勝ち組といった声が挙がるのです。
将来に向けた資産形成ができる
貯金だけでなく、将来のための資産形成ができる点も地方の年収500万が勝ち組と言われる理由です。
近年は、政府も【つみたてNISA】や【iDeCo】といった将来の資産形成をおすすめし始めています。
しかし、若い人であれば給与も低く、手元に残るお金が少ないので【投資する元本がない人】も多いでしょう。
そのため、投資したい人からすると、地方年収500万で余裕のある人は「勝ち組」に見えるのです。
地方で年収500万は勝ち組ではない理由
とはいえ、地方で年収500万でも勝ち組ではないという意見があります。
そこで本章では「地方で年収500万は勝ち組ではない理由」を4つ紹介します。
- 贅沢をしたいなら共働きは必要になる
- 専業主婦にはなれない
- 子どもの数が限られる
- 娯楽は少ない
それぞれ順に見ていきましょう。
贅沢をしたいなら共働きは必要になる
地方で年収500万が勝ち組ではない理由として、贅沢ができないことが挙げられます。
具体的には、以下のような贅沢を指します。
- 海外旅行へ行く
- 高級料理を食べる
- 車や家を買う
特に海外旅行に関しては、頻繁に行くことは年収500万でも極めて困難でしょう。
また、独身であれば良いですが、結婚をしてするとなると共働きは必須です。
したがって、地方住みの年収500万は勝ち組ではないと言えます。
専業主婦にはなれない
また、専業主婦になれない点も、勝ち組と言われない点です。
特に女性は「専業主婦になりたい」と考えている人が多くいます。
実際、20代で専業主婦になりたい割合は41.8%というデータがあります。
つまり、若い人だと約2名中1人が専業主婦になりたいと思っている人がいるのです。
したがって、結婚したら専業主婦として生活したい人からすると、地方年収500万でも勝ち組ではない意見になってしまうと言えます。
子どもの数が限られる
子どもの数が限られてしまう点も、地方住み年収500万が勝ち組とならない理由です。
実際、子育てにかかる費用は0〜6歳までの7年間総額で約700万円かかると言われています。
つまり、1人ならまだしも、年収500万で2人以上となると育てるのが困難な収入です。
そのため、子どもが欲しい人からすると、地方で年収500万でも勝ち組ではないとなってしまうのです。
とはいえ、妻が共働きしても良い人であれば、十分な収入になります。
自分たちが何が嫌かによって、勝ち組かの基準は大きく変わるといえます。
娯楽は少ない
また、娯楽が少ない点も、年収500万の地方住みで勝ち組でないと言われる理由です。
特に若い男性だと、女性と遊びたい人も多いでしょう。
しかし、地方だとできることは限られており、都会と比べると娯楽は少ないです。
そのため、年収に関係なく、娯楽の少ない地方は「勝ち組ではない」という意見になってしまうのです。
まとめ:地方で年収500万は生活面だけ見れば勝ち組
本記事では、地方で年収500万円が勝ち組と言われる理由について解説しました。
結論、地方で年収500万は勝ち組です。
都会と比べて地方は生活費が安いので、お金がかかることが少ないからです。
とはいえ「子どもが欲しい」「専業主婦になりたい」という人だと、年収500万円でも足りなくなるでしょう。
したがって、自分のしたい生活レベルや価値観によっては「勝ち組」と思っていない人も一定数います。