ドバイにいるホームレスの年収は?
本当に月収800万もあるの?
などドバイにいるホームレスの収入事情について知りたい人は多いでしょう。
結論、ドバイにいるホームレスが月800万(年収9600万)は嘘です。
本記事では、ドバイにいるホームレスが高い年収を稼いでいるのかについて徹底解説します。
また、なぜこのような噂が出ているかについても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
ドバイにいるホームレスの年収が高いのが嘘である理由
本章では「ドバイにいるホームレスの年収が高いのが嘘である理由」を4つ紹介します。
- ドバイでは物乞いが禁止されている
- 仮に本当だとしたら移住者が続出する
- 居住者より稼いでいることになる
- 年収が高いホームレスは仕事がある
それぞれ具体的に解説していくので、ドバイの真実が気になる方は必見です。
ドバイでは物乞いが禁止されている
ホームレスの年収が高いのが嘘である理由は、そもそもドバイでは物乞いが禁止されているからです。
アラブ首長国連邦((UAE))では、2018年に物乞い防止法案が施行されました。
実際、2022年のラマダン前に3/18~4/2までの2週間だけで、男性134名、女性 44名の合計178人の物乞いがドバイ警察によって逮捕された出来事がありました。
つまり、お金や高級な物を要求することができません。
そのため、ドバイでホームレスの年収が高いのは嘘であると言えます。
仮に本当だとしたら移住者が続出する
ホームレスの年収が高いのが嘘である2つ目の理由は、仮に本当だとしたら移住者が続出するからです。
お金が儲かるという話には、SNSで情報がすぐに広がり人で溢れます。
良い例が、今でも需要過多と言われているIT業界です。
一時期はビジネスインフルエンサーによって「今すぐプログラマーへ転職すべき」「年収1000万になれる」という発言が話題になりました。
儲かると話題になったことで、プログラミングに挑戦した人も多いでしょう。
実際、私も挑戦しましたし、周りの人にプログラミングを勉強した理由を聞いても「○○さんが儲かる」と言っている声が多かったです。
つまり、仮にドバイでホームレスの年収が高いのが本当であれば、移住者が続出します。
しかし、SNSですら話題になっていないことから見て、嘘であると言えます。
居住者より稼いでいることになる
ドバイホームレスの年収が高いのが嘘である理由は、仮に本当だと仮定したら、居住者よりも稼いでいることを意味するからです。
ドバイの平均年収は2,600万円と言われており、少なく見積もっても1000万円はあるでしょう。
ホームレスは月800万円、年間で9600万円稼いでいると話題になりました。
普通の人よりも圧倒的に稼いでいます。
仮に年収9600万円が本当なら、ドバイで働いている全員が仕事を辞めて、ホームレスになっているでしょう。
しかし、現実はドバイは国として活動出来ているので、しっかりと働いている人がいると言えます。
そのため、ドバイのホームレスの年収が高いという話題は嘘です。
年収が高いホームレスは仕事がある
ドバイのホームレスの年収が嘘である最後の理由は、そもそもお金をたくさん貰っている人は仕事であると言えます。
ホームレスは、職業や家のない人のことを指します。
しかし、仮に「ドバイのホームレスの年収が高い」という話題が本当なら【お金を貰っている=仕事である】と捉えられるでしょう。
つまり、ホームレスの年収が高いという論理が破綻しているのです。
したがって、ドバイのホームレスの年収が高いという話題は根本が間違っていると言えます。
ドバイホームレスの年収が高いと噂になる理由
これまで【ドバイホームレスの年収】に関する話題が嘘である理由を解説してきました。
中には「なんでそもそも話題になるの?」と疑問に思った人もいるでしょう。
そこで本章では「ドバイホームレスの年収が高いと噂になった理由」を4つ紹介します。
- ホームレスの存在を隠す目的
- 富裕層が多い
- お金持ちがホームレスを雇った可能性がある
- 高級車が捨てられている
それぞれ順に見ていきましょう。
ホームレスの存在を隠す目的
ドバイにいるホームレスの年収が高いと話題になった理由として、国自体がホームレスに対して厳しい都市であることが挙げられます。
つまり、ドバイが【観光ブランド】を毀損しないために何かしらの措置として、ホームレスを支援した可能性があります。
しかし、公では行われていなかったため、情報が間違った形で伝わり、ここまで誇張したものになったのでしょう。
あくまで仮定の話ですが、ドバイという圧倒的な富裕層がいるブランドを毀損しないためにホームレスに対して支援したと言われても不思議ではありません。
富裕層が多い
富裕層が多いことも、ホームレスの年収が高いと噂された要因の1つです。
国に対するイメージは住んでいる人全体が「そうであるに違いない!」という思い込みを生み出しがちです。
有名な例を1つ挙げられると【日本人=寿司が好き】というイメージ。
日本では寿司が有名なことが世界中に広まる余り、日本人は寿司が全員好きと間違った形で伝わった良い例です。
つまり【ドバイ=富裕層が多い】というイメージが、ホームレスの年収も高いに違いないという間違った誤解を生み出す原因になったと言えます。
お金持ちがホームレスを雇った可能性がある
もう1つはお金持ちがホームレスを気に入り、雇って富豪になったケースがある可能性です。
ドバイでは、石油王のように圧倒的な富裕層がいてもおかしくない地域。
圧倒的な富裕層がホームレスのことを気に入れば、月800万で年収が非常に高くなるのはあり得る話です。
仮に本当にあったのであれば【浦島太郎】や【桃太郎】などおとぎ話のように、代々受け継がれてきた可能性はあります。
高級車が捨てられている
最後は、ドバイには大量の高級車が道端に捨てられていることが挙げられます。
つまり「高級車を捨てるほどお金があるなら、ホームレスにもお金を渡しているのでは?」という考えが出ても不思議ではありません。
しかし、高級車が捨てられている理由は、借金を支払えなくなったからです。
つまり、借金から逃れるためにドバイ以外の国へ逃亡をしてしまったのです。
そのため、高級車を捨てたのではなく、捨てざる負えなかったのと捉えるのが正しいでしょう。
検証:ドバイにいるホームレスは年収9600万も稼げるの?
これまでドバイのホームレスの収入について徹底解説してきました。
本章では仮に物乞いが禁止ではなかった場合、ドバイでいくらの年収が稼げるかを検証してみます。
それではいきましょう。
9600万は月換算800万円、毎日約26万円稼がないといけません。
ドバイの平均年収は2600万円で税金はかかりません。
そのため、東京のような人の多い都心部で、お金を要求すれば1日数千~1万円ぐらいであれば貰えるでしょう。
したがって、平均年収が仮に本当であれば、年収300万ぐらいは稼げる可能性はあります。
ただし、継続的に稼げないことと実際は物乞いが禁止であるので、現実的ではありません。
まとめ:ドバイにいるホームレスの年収が高いのは嘘
本記事では、ドバイにいるホームレスの年収が高いのかについて解説しました。
結論、嘘です。
ドバイには富裕層が暮らしており、華やかな世界をイメージしてしまいがちですが、実際はホームレスへの規制は厳しいものとなっています。
例えば、ドバイでは物乞いが禁止です。
そのため、一般的なホームレスのようにお金や食べ物を物乞いすれば、罰則があります。
したがって、ドバイの年収が高いのは嘘である可能性が高いでしょう。