年収450万を20代後半で稼いでいるのはすごい?日本の収入事情について徹底解説

年収450万を20代後半で稼いでいる人ってすごいの?

どれくらいの割合いるの?

など年収450万が世間からどう思われているのかについて知りたい人は多いでしょう。

そこで本記事では、20代後半の男性が年収450万で世間からどう思われるかについて徹底解説します。

また、まだ稼げていない人の対処法を紹介するので「収入を上げたい」と悩んでいる人は、ぜひ最後までご覧ください。

結論を先に伝えると、収入を上げたいのであれば、キャリア設計が非常に重要です。

キャリアの計画が甘いと、転職できても【スキルが付かないので将来性がない】【残業で疲弊する】などが起こります。

特に20代後半だと転職できる数も限られているので、キャリア設計はやっておくことをおすすめします。

目次

年収450万を20代後半で稼いでいる人の割合

結論、年収450万を稼げる人は半数近くと割合は多いです。

国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、年収450万円以上を稼いでいる割合は44.6%と公表されています。

また、上記のデータはあくまでも日本全体のデータです。

そのため、10代や20代前半を除くと、年収450万を稼いでいる割合はもっと上がると言えるでしょう。

年収450万を20代後半で稼いでもすごいとならない理由

結論、20代後半で年収450万は普通の金額なのですごいとはなりません。

なぜ20代後半年収450万が普通と思われるか理由を知りたい人は多いでしょう。

そこで本章では「年収450万を20代後半で稼いでもすごいとならない理由」を5つ紹介します。

  • 女性でも稼いでいる人がいる
  • 平均年収と変わらない金額
  • 結婚対象になりにくい
  • 都内だと普通にいる年収
  • 周りも昇給や出世をする年代

それぞれ順に解説していきます。

女性でも稼いでいる人がいる

20代後半で年収450万でもすごいとならない理由は、女性でも稼いでいる人がいるからです。

当たり前ですが、すごいとなるかは【周りとの相対評価】で決まります

例えば、年収1000万に対して「すごい」「羨ましい」という感情を抱いた経験がある人は多いでしょう。
理由としては、20〜30歳の会社員では稼ぐことが難しい金額だからです。

つまり、年収450万は女性でも稼げる収入なので、男性だと当たり前といった意見が出やすいのです。

また、女性で年収450万を稼いでいる人の割合を知りたい人もいるでしょう。

 

平均年収と変わらない金額

また、平均年収と変わらない金額である点も、20代後半で年収450万稼いでいても普通となる理由です。

実際、国税庁の平均給与によると、25歳~29歳で413万円なので、年収450万と余り変わりません。

引用元:平均給与|国税庁 (nta.go.jp)

つまり、20代後半だと年収450万は普通の金額と言えます。

特に20代後半は、会社で出世が起こりやすく、言い換えれば多くの人が稼げるようになる年代です。

したがって、年収450万を稼いでいてもすごいとはならないのです。

結婚対象になりにくい

結婚対象になりにくいのも、20代後半で年収450万がすごくない理由です。

実際、女性の100人に『結婚で男性に求める年収』のアンケートでは400万~600万が多い傾向がありました。

つまり、世の中の女性は、男性に年収400~600万とかなりの年収を求めていると言えます。

また、ネットでは「年収450万では結婚できない」という意見もあります。

したがって、20代後半で年収450万はすごいとならないのです。

都内だと普通にいる年収

都内だと普通にいる点も、年収450万に対して普通だと感じられやすい理由です。

有名な話ですが、地方と都会の平均年収は優秀な人が集まりやすい関係で大きく異なります

実際、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、東京がダントツで収入が多い傾向があります。

引用元:10.pdf (mhlw.go.jp)

つまり、仮に都会にいる人であれば、年収450万はすごいとはなりません

実際、ネットでも「地方だと年収400万で勝ち組」と言われているので、稼ぎやすさが違うと判断できます。

したがって、都会に住んでいる人だと、年収450万は普通と言えます。

周りも昇給や出世をする年代

また、20代後半で年収450万だと、周りも稼ぎ始める点もすごいとならない理由です。

20代後半は会社の評価ルールにもよりますが、多くの人が【昇給】や【出世】をする年代です。

つまり、ほとんどの会社員が年収450万前後を稼ぎだします

そのため、周りと差が付きにくく、年収450万を稼いでいても「羨ましい」などと思われないのです。

20代後半で年収450万以下の人が意識すべきポイント

20代後半で年収を上げたいという人も多いでしょう。

そこで本章では「20代後半で年収450万以下の人が意識すべきポイント」を3つ紹介します。

  • キャリア設計をしっかりとする
  • 日々スキルを身に付ける努力をする
  • 将来性のある業界に身を置く

年収を上げたいと悩んでいる20代後半の人はぜひ参考にしてください。

キャリア設計をしっかりとする

20代後半で、高年収を目指すのであれば、キャリア設計は必ずしましょう。

キャリア設計をしていないと【年収が上がらない】【残業ばかりでスキルも付かない】など転職に失敗する確率が高まります

特に20代後半だと、年齢的に残り1回程度が転職のラストチャンスです。

企業も【スキルがない】【30歳を超えている】となると、若い人を雇って教育した方が効率が良いと判断します。

キャリア設計=目指すゴールのようなものなので、転職や独立を考えているのであれば必ず計画しておきましょう。

日々スキルを身に付ける努力をする

また、日々スキルを身につけるため勉強に励むことも年収を上げたいなら必須な行動です。

今までは終身雇用制度によって、年齢や勤続年数を重ねれば、そこそこの給与が貰えた時代でした。

しかし、近年はスキルや実績に応じて給与が変わってくる時代に突入してきています。

つまり、スキルの有無は収入に大きな影響を与えます

また、転職も同様のことが言えるので、自分のスキルアップのための勉強は必須と言えるでしょう。

将来性のある業界に身を置く

スキルを磨くだけでなく、将来性のある業界に身を置くことも収入を上げたいのであれば、非常に大切なことです。

例えば、工場でのライン工の仕事は、IT業界などと比べるとスキルが身につきません。
また、AIに仕事を奪われる可能性があり誰でも取り組みやすい仕事です。

つまり、収入も上がりづらく、転職をしてもスキルを活かせないので年収は低くなりやすい傾向があります。

スキルを勉強することも大切ですが、高年収を目指したいのであれば、自分が働く場所が将来的観点で見てどうかも意識するようにしましょう

まとめ:年収450万を20代後半で稼いでいるのは普通である

本記事では、年収450万を20代後半で稼いでいるのはすごいかについて解説しました。

結論、20代後半で年収450万は普通の金額です。

そのため、仮に20代後半で年収450万以下の人は危機感を感じた方が良いと言えます。

とはいえ、何からすればいいかわからない転職で失敗したくないという人もいるでしょう。

そんな人はキャリア設計をまずは固めることをおすすめします

キャリア設計がしっかりとされていないことは言い換えれば、ゴールがないマラソンをしているようなものです。

そのため、転職をしても失敗する確率が高まります。

加えて、20代後半だとキャリア的にも最後のチャンスなので、しっかりと将来を見据えてキャリア設計はしておくべきです。

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