年収650万を35歳で稼いでいるのは良い方?
稼いでいる人の割合は?
など35歳で年収650万がどうなのかを知りたい人は多いでしょう。
そこで本記事では、35歳で年収650万が稼いでいる方なのかを徹底解説します。
また、高収入を目指すために大切なことも紹介するので「収入を上げたい」と悩んでいる人はぜひ最後までご覧ください。
年収650万を35歳で稼いでいる人の割合
結論、年収650万を35歳で稼いでいる割合は少ないです。
国税庁が公表している「民間給与実態統計調査」によると、年収600万円以上を稼いでいる割合は全体の20.9%です。
5人に1人の割合となりますが【35歳以上】【年収650万以上】で絞ると、もっと少なくなるでしょう。
実際、年収650万だと「勝ち組」という意見もあります。
したがって、35歳で年収650万を稼いでいる割合は少ないと言えます。
年収650万を35歳で稼いで羨ましいと言われる理由
本章では「年収650万を35歳で稼いで羨ましいと言われる理由」を5つ紹介します。
- 恋愛や結婚で有利になる
- 貯蓄や投資にお金を使える
- 基本的に何でも買える
- 子育てもできる
- 地方で暮らせばお金に困ることがない
35歳で年収650万を稼ぐのがどうなのかを知りたい人は必見です。
恋愛や結婚で有利になる
年収650万を35歳で稼いでいると良いこととして、恋愛や結婚で有利になることが挙げられます。
特に結婚となると「子どもが欲しい」「良い生活をしたい」と女性から年収が高いかが付き合うかの判断基準になる可能性は高いです。
実際、女性100人に取った『結婚する男性に求める年収』のアンケートでも、年収400万~600万を求めている人がいます。
つまり、多くの女性が年収600万以上を求めているのです。
したがって、35歳で年収650万を稼いでいる人は羨ましいといった声が挙がると言えます。
貯蓄や投資にお金を使える
また、年収650万だと、貯蓄や投資といった資産形成にお金を回せる点も羨ましいと言われる理由です。
特に35歳となると、老後に向けて資産形成を試みる人が多くなります。
しかし、資産形成は当たり前ですが軍資金が必要です。
例えば、元本が【50万円】と【200万円】だと、年利3%で同じでも以下のようになります。
軍資金 | 年利3%の利益 |
---|---|
50万円 | 1万5,000円 |
200万円 | 6万円 |
そのため、資産形成をしたいが収入が低く、元本がない人からすると羨ましいと思われるのです。
基本的に何でも買える
また、基本的に何でも買えるようになる点も、35歳で年収650万だと良いと言われる理由です。
特に独身だと、年収650万の手取り月41.5万円分を丸々使えます。
一方で35歳だと家庭を持って、お小遣い制の人もいます。
したがって、家庭持ちの人からすると年収650万を自由に使えるのは羨ましいとなるのです。
実際、年収600万で生活が苦しいという声もあります。
子育てもできる
子どもを育てられる収入である点も、35歳で年収650万が良い理由です。
子育てはお金がかかるので「子どもが欲しい」と諦める人も一部います。
実際「子育ての現状」によると、子どもを持たない理由として『お金がかかりすぎるから』と回答したのが52.6%。
つまり、約半数以上の人がお金の問題で子どもを諦めようとしています。
年収650万であれば、共働きをすると十分に暮らしていける収入なので子どもが欲しい人からすると「羨ましい」といった意見が挙がるのです。
地方で暮らせばお金に困ることがない
地方で暮らせば、豊かに暮らせる点も35歳で年収650万が良いと言われる理由です。
都会とは異なり、地方であれば【家賃】も安いので生活コストの大きな削減ができます。
実際、ネットでも「年収500万で勝ち組」の生活ができると言われています。
年収650万で地方へ移住すると良い暮らしができることから羨ましい声が挙がるのです。
年収650万を35歳で稼ぐのが難しいと言われる理由
本章では「年収650万を35歳で稼ぐのが難しいと言われる理由」を4つ紹介します。
- 平均年収よりも多い
- 会社員だと厳しい
- 日本の給与が長年上がっていない
- スキルがないと稼げない
それぞれ順に解説していきます。
平均年収よりも多い
年収650万は35歳だと平均よりも高い収入です。
実際、国税庁のデータによると、35歳の平均給与は589万円と公表されています。
つまり、35歳だと年収650万は意外にも稼ぐのが難しい金額です。
したがって、年収650万を35歳では厳しいと言われるのです。
会社員だと厳しい
年収650万は35歳で稼ぐとなると、会社員では厳しい金額です。
優秀で出世ができれば問題ありませんが、未だに日本は年功序列や上司の評価がある企業も多いです。
また、新年はワークライフバランスを重視して、仕事に熱中しない若者も多くいます。
そのため、会社員だと、様々な理由で35歳年収650万に到達するのは困難です。
実際、35歳と近い「30歳で年収650万が勝ち組」という意見もあります。
日本の給与が長年上がっていない
また、日本全体の給与が長年上がっていない点も、年収650万を稼ぐのが難しい理由です。
日本の給与全体が上がっていないということは、日本の経済が停滞していることを意味します。
つまり、経済が良くないので給与も上がらないのです。
良い例が、1980年代後半から1990年代にかけて起こった【バブル経済】です。
日本経済が好調で、誰もがお金を使っていました。
要するに日本の経済が悪いので、年収650万を稼ぐのが難しい時代になっていると言えます。
スキルがないと稼げない
スキルがないと稼ぐのが難しくなっている点も、年収650万が到達できないと言われる理由です。
特に近年は終身雇用制度の崩壊で、企業も【スキル】や【成果の残せる】人材を求めています。
しかし、日本人の社会人は勉強の文化がなく、1日わずか13分しか学習していません。
参照元:令和3年社会生活基本調査
そのため、日々スキルアップをしている人との差が開いて、年収650万が難しい声が挙がっていると言えます。
年収650万以上を35歳で稼ぐために大切なこと
前半では、年収650万が35歳で稼ぐ難易度などについて解説しました。
中には「高収入を目指したい」という人もいるでしょう。
そこで本章では「年収650万以上を35歳で稼ぐために大切なこと」を3つ紹介します。
- キャリア設計をしっかりする
- 稼げる業界の選定
- 副業に取り組む
どうしたら高年収を目指せるか知りたい人は必見です。
キャリア設計をしっかりする
年収650万以上をアラサーで稼ぎたいのであれば、キャリア設計をしっかりすることが大切です。
年収650万以上となると【スキルや成果が評価される】もしくは【将来的に伸びる業界】などで働いてないと到達が難しい金額だからです。
特にアラサーだと、大きな出世を見込むのも難しい年代。
したがって、高年収を目指したいのであれば、どういったキャリア設計をするかが大切と言えます。
また、35歳でキャリア設計せずに転職しようとすると、年収や働き方の待遇が悪くなるリスクもあります。
稼げる業界の選定
先ほども説明しましたが、年収650万以上に到達したいのであれば、稼げる業界の選定が大切です。
例えば、以下のような業界(職業)が高収入を目指しやすい傾向があります。
- マーケター
- プログラマー
- 営業職
- コンサルタント
つまり、スキルを身につけるのが難しい、もしくは売上につながる職業が高収入になりやすいと言えます。
したがって、高年収を目指している人は、稼げる業界を選定していくことが効率的です。
副業に取り組む
とはいえ、35歳で年収650万以上を目指そうとなると、キャリアや年齢的に厳しいケースもあります。
そんな人には副業がおすすめです。
副業をすることによって、収入以外で得られるメリットは以下の通り。
- スキルが身につく
- 本業のストレスが軽減される
- 収入がある安心感
特に本業と別の収入があることで、仮に本業を辞めても大丈夫という自信がつきます。
結果、仕事のパフォーマンスの向上を見込める点は大きなメリットです。
ただし、副業はどれだけやっても成果が出ないことがある点がデメリットです。
そのため、本やスクールに通い、方向性が正しいことを確認しながら進めていくことをおすすめします。
まとめ:35歳で年収650万は世間全体で見れば良い方
本記事では、35歳で年収650万は稼いでいる方かを解説しました。
結論、35歳で年収650万は十分な金額です。
会社員だと【スキルが高い】もしくは【出世をしていない】と稼ぐのが難しい金額だからです。
そのため、35歳で年収650万は世間全体で見れば、稼ぐのが難しいと言えます。