お金や投資の学校教育がない我が国でも、若い世代で投資に興味を持つ人たちは年々増加傾向です。
進む少子高齢化や金融不安、経済先行きの不透明感から、会社でもらう給料とは別に収入減を作ったり、将来に向けて貯蓄の他に投資したりする20代が増えてきたのも当然の事でしょう。
一般的に投資というと、株式や為替などの金融投資が代表的ですが、情報の多様化により不動産投資にメリットを感じ、興味を持つ20代も増えているようです。
そこで今回の記事では、不動産投資をしたいと思っている20代に役立つ情報、メリットやデメリット、失敗しないためのポイントなどを中心に解説しましたので、是非とも参考にしてください。
20代で不動産投資は無理?
20代という年齢は、社会に出て数年というキャリアです。世間一般から見れば社会経験や人生経験も浅いし、元手となる資金も少ないという理由から、まだまだ無理という意見も多いのは事実です。
そこで、現代の20代で実際に投資をしている割合や、20代では早いとされがちの不動産投資の概要を解説していきたいと思います。
20代で投資をしている割合は?
まず、20代で何らかの投資をしている割合ですが、様々な機関や会社が調査したデータによってまちまちになっています。ですがこれらのデータから見ると、20代全体の1~3割ほどが投資をしているということが推測されます。
この割合は業種や職種、個別の会社によっても異なり、金融系やその取引会社、関連会社など、投資の話をよく耳にする業界に勤めている20代ほど割合が高くなるようです。
また、実際に投資をしていなくても興味がある、勉強している、そして近い将来何らかの投資をしようと考えている人数を加えると、全体の6割ほどが投資に意欲的だというデータも出ています。
そもそも不動産投資とは
では、そもそも不動産投資はどういったもので、どんな種類があるのか、について解説していきます。
不動産投資とは、マンションやアパート、戸建てや施設など、不動産物件を購入し、「家賃収入」を得ることを指します。簡単に言えば「大家さん」になることです。
不動産投資の種類は様々ですが、主なものから解説します。
文字通り、マンションやアパートなどの集合住宅を一棟まるごと購入し、入居している部屋の家賃収入を得る方法です。マンション・アパート経営には管理費などの経費もかかりますが、いい物件に当たると安定した高利回りも期待できます。
一戸建ての家を購入し、貸し出して家賃収入を得る方法です。戸建てだけにマンション投資に比べて不利な感じがするでしょうが、メリットもあります。戸建てはファミリー層の需要が高いため、一度入居すると比較的長く居住するので安定した利益が見込めます。ただし、築年数が長く木造だった場合などは修繕費がけっこうかかる場合もあります。
マンションの中の1室だけを買い、家賃収入を得る方法です。1室だけですので購入金額も安く、初心者にも始めやすい不動産投資です。しかし空室になった期間は家賃収入はゼロになるというリスクもついて回りますので余裕があれば複数室に投資します。
上に挙げたものが人気で需要も多い不動産投資です。その他にも、
- 民泊
- シェアハウス
- 高齢者向け住宅
- 駐車場
- コインランドリー
なども投資対象になりますが、それぞれの利回りの低さや初期投資の多さなどの特徴から、マンションや戸建て物件よりはメリットは少なく人気も低いと言えます。
肝心の「20代では不動産投資は無理?早すぎる?」という詳細については後述しますが、結論を言うと決して早すぎないし、場合によっては人生の早い段階で投資スタートすべき、という考え方についても触れていきたいと思います。
20代から不動産投資を始めるメリット
20代から不動産投資なんてまだまだ早いという意見も多いようですが、前章でも書いた通りそんなことは断言はできません。その根拠となる、20代から不動産投資を始めるメリットについて順に解説していきます。
早いスタートで長期ローンが組める
20代から不動産投資を始めると、長期のローンが組めるのは言うまでもありません。一般的に不動産投資を始める年代はある程度の準備資金ができた40代以降の方が多いですが、その年代に始めた人たちより有利です。
長期のローンは、月々の返済額が少額で済むなどのメリットがあるからです。
長期的に大きな資産形成が可能となる
これも20代という、スタート時期が早い人のアドバンテージです。例えば家賃収入10万円の物件を購入し運用した場合、25歳~65歳まで40年間の収入合計は、4,800万円です。同じ物件を45歳から65歳の20年間だと半分の2,400万円になりますね。
月々の金額や返済年齢を伸ばすと、もっと大きなインカムゲインが得られ、高額な資産形成も可能という事です。
投資に回せる資金が多い
20代はまだ独身の人が大半で、自分で自由に使える金額が多いです。これが30代、40代になると、収入は増えるものの家庭を持ったりしますので、住宅ローンや教育費などにかなりの金額がかかります。
20代は遊びたい盛りでしょうが、この自由に使えるお金を趣味や遊行費で浪費するだけでなく、投資に回すという事が後々の人生設計に大きな恩恵をもたらしてくれると言えます。
団体信用生命保険に加入しやすい
若くて持病も少ない健康な20代という年齢層では、「団体信用生命保険」に加入しやすいというメリットもあります。
団体信用生命保険(団信)は、ほとんどの金融機関の不動産投資ローンを組む際に必要となってくる保険で、返済期間中に契約者が死亡したり高度障害になり返済不可と判断された場合に適用されます。
逆に年配であるほど団信には通りにくいという事です。
繰り上げ完済できる可能性が高い
20代のうちから不動産投資ローンを組んだ場合、将来的に昇給していく可能性も高く、同時に年収も上がっていきます。若いうちはもちろん、年収が上がっていくにつれて貯蓄も増え、ローン残債を超えれば繰り上げ返済が可能になります。
繰り上げ返済後は支払いの終わった不動産収入の恩恵を必要経費の負担のみでまるまる受けることが可能です。
投資の実績や知識、スキルを実際に身につける事ができる
若いうちから机上の勉強だけでなく、実際に投資をおこなって経験を積むことは大きな財産となります。柔軟な思考を持っているうちからこの経験を積めば、更に次の大きな投資のステップになる糧となります。
遊んでばかりの20代の人とは大きな差がつくという事です。
たとえ失敗してもやり直しがきく
立ち直れないような大きな失敗は除きますが、20代のうちは少々の資産のロスは取り返す時間があります。また、そこで得た失敗体験を次の投資に活かせるという願ってもないチャンスです。
20代は人生のうちでも自分のお金を自由に使える時期です。よってスタートは早ければ早いほどいいし、多少のリスクも取れるという事です。
20代で不動産投資を始める際の注意点
20代でも不動産投資をスタートするのは十分可能ですし、様々なメリットもあることを解説してきました。しかし、実際にスタートする際は当然のことながら注意する点もあります。
ここでは20代で不動産投資ローンを始める際の注意点について解説します。
融資審査に通らないことがある
前章では、若い事がメリットに働いてローン審査に通りやすい理由を解説しました。しかし、20代はまだ年収が低く、金融機関によっては審査に通らない事も多いです。
ローンの借り入れ比率が高くなる
若いうちは貯蓄も少なく、準備資金、つまりローンの頭金として払える額がなかったりします。その場合、全額フルローンを組むことになります。フルローンにすれば収入に対する月々の借入比率が高くなるでしょう。
この余裕のなさは支払期間中に他の資金繰りに困る、という事はよくある話です。
知識や経験の乏しさが足を引っ張ることもある
20代は投資に限ったことでなく色んな意味で経験や知識がまだまだ不足していると言えます。十分勉強したうえで投資に望んだとしても、思いがけない落とし穴に落ちたり、リスクに対応できない場合が多いです。
不動産投資というのは安定した利益を得るといういい面に注意が行きがちですが、むしろデメリット発生時や想定外のケースに対応していく知識力や経験の方が重要だったりします。
実際に物件を見る必要がある
20代はデジタルネイティブ世代、つまり生まれた時からネット環境があるのが当然の世代です。つまり情報検索をはじめSNSでのやりとりや買い物などもネットやスマホ一つで完結してしまう世代です。
ですが不動産投資に関しては、実際に物件を見て、周辺の状況や環境をきちんとチェックする必要があります。また、わからない事は実際に投資会社の専門家に会って、生の情報を得る事が非常に重要となるでしょう。
ネットやスマホだけで完結させるのはリスクが大きいと言えます。
20代で不動産投資を始める前にやっておきたいこと
では、20代という若さで不動産投資を始めるにあたってどういうことが必要で、何をやっておくべきかについて解説します。また20代に限らずもちろん全世代に共通の項目も含まれています。
投資、金融、不動産に関して勉強し知識を蓄えておく
投資全般に関して、また、目的となる不動産投資に関して、勉強し知識を得ておくことは必須です。
不動産投資関連の本はたくさん出ていますので、基本的な事からスキルの習得、お金の仕組みや不動産会社の選び方など、一通りの知識を蓄えておくべきです。
場合によってはセミナーで勉強するのもいいでしょう。投資に足を踏み入れた瞬間からあなたは「投資家」となるのですから。
20代から不動産投資をスタートさせる目的を明確にしておく
不動産投資に限らず、投資は40代、50代になってからでもスタートできます。なぜ20代の今、不動産投資をスタートさせるのか?その理由や目的、そして目標となる未来像をしっかりと明確に設定しておきましょう。
ただ単に「儲かりそう」「副収入が欲しい」「みんながいいと言っているから」というあやふやな考え方のままスタートするのはオススメしません。若いからこそ自分軸を持つことは大切です。
準備資金をある程度蓄えておく
フルローンで不動産投資をおこなう事は可能です。しかし前述したとおり月々の返済額も多くなります。
そうすると例えばギリギリのキャッシュフローなのに空室が増えた、などリスクを抱え続けるでしょう。頭金は多いに越したことはありませんが、不動産投資ローンの頭金の相場は約20%と言われています。
また、利回りがいい物件であれば10%程度でも準備できれば後々の返済が楽になってきます。
信用力を高めておく
不動産という高額な買い物をするためには、自分自身の信用力がある事が必然となってきます。金融機関が見る信用力とは、融資するに足る社会人かどうかということです。
勤務先や年収は簡単に変えることはできませんが、ある程度の勤続年数を積むことや、他にローン返済があれば滞りなく支払っているかなどは審査対象になります。
また他のローンの借り入れ数や額は多くないか、さらに必要な場合は親や家族が保証人になってくれるか等、信用力アップのために改善できる事は改善しておきましょう。
不動産投資会社は慎重に選ぶ
不動産投資ローンを扱っている金融機関はたくさんあります。ネットなどで情報を得る事も必要ですが、実際に金融機関に足を運び、担当者と話をしてみるなどの行動は大事です。
金融機関によって審査条件や融資額の基準も変わってきますし、何より今から長い付き合いとなる会社選びとなります。くれぐれも安易に決めてしまわないよう気を付けてください。
20代におすすめの不動産投資3選
一口に不動産投資といってもいろいろな種類、商品があります。この章では、20代におすすめの不動産投資3選をご紹介します。
不動産クラウドファンディング
不動産クラウドファンディングは、クラウドファンディングの特性を活かした不動産投資で、何と言っても少額で始められ、また投資の勉強や入り口としてもスタートするのに最適です。
最低資金1万円程度からの商品もあり、マンションなどの家賃収入の他、オフィスビル、宿泊施設、商業施設、町おこし物件などいるいろな商品があるのも特徴です。
物件管理は運営会社がすべてしてくれるため手間いらずで、運用期間中はリターンが得られます。また多くの運営者が「優先劣後システム」を採用しており、万一元本割れした際の負担は運営元から支払う仕組みで投資者のリスクが軽減されるなどのメリットがあります。
区分マンション投資
資金の少ない20代のうちは、一棟マンションに投資するのはなかなか難易度が高いと思われます。そこでお勧めしたいのが、ワンルームマンションから始める不動産投資です。
まず好条件のマンションを探し購入し、順を追って複数戸所有することで、空室リスクの分散にもなります。
とはいえ、やはり空室があると収益も減りますので、独断でなく投資のプロにしっかりと相談してシミュレーションを何回もしてからスタートする事は非常に大事です。
一棟マンション・アパート投資
20代でも、年収がある程度高い職種や業種、会社に勤めているという場合は、準備資金も融資の額も増える条件も増える為、一棟マンション・アパート投資をしてみるのもおすすめです。
例えば自分が所有している、または親族から相続できる予定の土地が好立地であれば、土地代も不要ですので有利になります。
一棟マンション・アパート投資は、金額はかかりますが、空室のダメージを受けにくく区分マンション投資よりリスクは少なくなります。長期間のローンが通れば大きな長い資産運用物件になるでしょう。
以上が、ケース別に見た20代におすすめの不動産投資3選です。
また、少額からスタートできるという意味では、不動産クラウドファンディングと似ていますが、RIET(J-RIET)にチャレンジしてみるのもいいでしょう。
REATは不動産を対象とした投資信託商品ですので、金融会社のプロが運用し配当を得ます。不動産投資というより金融投資の性質を持ちますが、1口数万円からスタートが可能で、株式と同じようにいつでも現金化できるメリットも魅力です。
20代で不動産投資を成功するためのポイント
ここではいよいよ肝心の、20代で不動産投資を成功させるにはどうしたらいいか、ここまで解説してきたことも踏まえながら、まとめて紹介していきます。
事前の勉強、知識習得を継続する
不動産投資は言うまでもなく、一か八かのギャンブルではなく、安定性の高い投資です。しかも他の金融投資と比較しても知識として持っておいた方がいい項目やジャンルが多いのも特徴です。
肝心の不動産物件を見分ける知識はもちろん、不動産業界の事や金融機関選びのポイント、そして収支計算や利回り産出の方法、また税に関する知識など、ひと通りの事は勉強しておくべきです。
専門家ほどでなくてもいいですが、投資家として色々な判断する局面において自分の得た知識や、日々の情報収集の継続は最強の武器になります。
逆になんとなく儲かりそうだとか、わからなければその時聞けばいいや、という受け身の考えの人は、大きな資金の必要な不動産投資に手を出さないほうがいいでしょう。
資金はできるだけ小さくスタートする
20代でも準備資金に余力があれば、高額な不動産である一棟マンション買いに手を出してもいいと思います。しかし20代の多くの人は、準備資金も年収も少ない状況から始める事が多いでしょう。
最初は不動産クラウドファンディングなどで投資感覚を磨くとか、ワンルームマンションなどの区分所有など少ない投資で始めるのがいいです。
区分所有は空室リスクのダメージが大きいものの、実際にノウハウを身につけるには資金的に適していますし、実績ができてから一棟買いにステップアップしていくのが投資成功の道標になるでしょう。
長期的な投資計画を立てる
不動産投資の現物投資は、一般的に「ローリスク・ローリターン」です。1年目にいきなり大金が入ってくることもありません。ですから長い目で見た投資計画を立てておくことが必要です。
完済時期の設定はもちろん、40代、50代、60代の時にどれだけの資産が残って、どんなライフスタイルを目指しているのか、を現実的にしっかり見据えておくのは非常に大事です。
必要以上の借り入れは絶対しない
審査が通れば融資ローンを受けることになります。この時の借り入れ総額もよく検討して、最低限の資金にしておいてください。余裕を見て、もしくは担当者が勧めるから、などの理由で過剰な借り入れは禁物です。
現代の日本は超低金利時代が続いていますが、世情が変われば金利も上がり、返済に苦しむことになります。また、過剰な借り入れ自体、金利が増える事になります。
自己資金とのバランスをよく考えて借り入れ額を決めるのは大きなポイントです。
業者の意見に振り回されない
不動産投資会社は、高利回りであるとか優良物件などと、おいしい文句をキャッチフレーズにして広告を出しています。そういう言葉や情報にいちいち振り回されないように気を付けるのは当然の事です。
もちろん業者も商売ですので、甘い文句や、時には過大とみられる利回り表現など、あの手この手で顧客を集めようとするのは当たり前と思って下さい。
大事なのはそういう表面上の言葉や情報に惑わされず、しっかりと自分の判断基準を持つことです。業者の「高利回り」の文句に踊らされて購入したのはいいものの、実際には思ったより諸経費がかさみ実質利回りが低くて後悔したなどはよくある話です。
繰り上げ返済を積極的におこなっていく
ローンを早く返済すればするほど、物件からのリターン(収入)期間が長くなり、メリットは大きいです。20代から始める不動産投資ですが、別に貯蓄を蓄えたり投資で増やすなどして、目途が立った段階で早めに繰り上げ返済をおこないましょう。
空室リスク軽減や、改修などの諸経費の為の現金を常に持っておく
上に挙げた繰り上げ返済の貯蓄とともに、空室リスク回避の為や、修繕、改修、納税などの資金は常にある程度持っておく必要があります。
不動産収入は権利収入であり、副業の収入と同じなので自由に使えるお金が増えた、と使いすぎていたら元も子もありません。遊興費などの浪費は最小限に抑え、いざというとき使える現金を持っておくのは非常に重要です。
20代の不動産投資に関するよくある質問
ここでは、20代の不動産投資に関するよくある質問をQ&A方式でまとめてみました。
Q.20代で貯金と投資の割合は?
A.20代の投資に関する調査は様々な会社や機関がしていますが、おおむね20代で投資をしている人は30%前後という回答が多いようです。貯蓄をしている人は90%ですので、両方している人もいるという事ですね。
また、将来投資を考えているという人を含めると約6割いるとう調査結果です。さらに今後、投資をしたり興味を持ったりする若い世代は増えていくと思われます。
Q.不動産投資家の平均年収はいくらですか?
A.不動産投資家の平均年収は約1,000万円というデータが出ています。20代で1,000万円という高年収を達成している割合はもちろん多くはありません。
しかし、たとえ年収500万円であっても、正しい知識を身につけたうえでいい物件を見つけ、不動産投資を成功させている事例は多いです。
Q.不動産投資は何年で回収できる?
A.不動産投資の理想的な回収期間は5~10年と言われています。しかし現実的な期間は当然物件によってバラツキがありますが10年~20年のケースが多いようです。
回収できるまでの期間が長ければ長いほど金銭負担もリスクを取る期間も長くなるので、やはり10年前後で回収できるよう計画できる物件探しや返済計画を立てる必要があるでしょう。
Q.20代で不動産投資をする女性もいる?
A.20代で投資をしている女性は、三井住友カード調べで約4.6人にひとり。つまり約21%の女性が投資をしているという事です。ただし、クレジットカード会社調べですので通常より金融リテラシーも高い層のアンケート結果が出ていると思われます。
よって、実際の平均投資率は低いでしょう。ただ、今後も働く女性の増加や晩婚化、生涯独身率も増え、雇用の不透明感や老後問題、金融不安を理由に投資に興味を持ち、実際に投資する女性の割合は増えていくでしょう。
20代の不動産投資まとめ
いかがだったでしょうか。20代は投資をするには早い、ましてや不動産投資なんて早すぎるというのが世間一般の見解でしたが、20代でも十分に通用することがわかって頂けたかと思います。
ただ、20代は色んな意味で実社会の経験や知識が不足しています。ですからしっかりと勉強し知識を蓄え、年齢層の高い不動産投資の先輩と互角に渡り合えるぐらいの知識や実力を身につけて欲しいものです。
また、投資をスタートしてからは不動産だけに限らず、経済動向や社会情勢などの情報にアンテナを張り巡らせておく必要があります。若さと柔軟な思考力、そして転んでも再チャレンジできるのが強みの20代。
不動産投資を始めるなら、是非とも成功させて実りある人生にしてください。