年収1000万で生活が苦しいのは嘘でしょ?
なんでお金が貯まらないの?
など高収入で生活が苦しいのが本当かについて興味のある人は多いでしょう。
そこで本記事では、年収1000万で生活が苦しくなるのかについて詳しく徹底解説します。
- 生活が苦しいのは嘘であることを知りたい人
- 年収1000万で生活が苦しくなる理由を知りたい人
- 高年収で生活が苦しい場合の対処法を知りたい人
また、苦しくなる原因と対処法も紹介するので「高年収の生活事情について知りたい人」はぜひ最後までご覧ください。
結論、高年収で生活が苦しい人は以下の改善方法がおすすめです。
- 固定費を削減する
- 共働きになる
- お金持ちではないことを理解する
①の【固定費の削減】は、誰でも楽に家計改善ができる唯一の方法です。
特に年収1000万となると、収入を上げるよりも、支出を減らす方が簡単な人も多いでしょう。
仮に月3万円の支出を抑えられれば、年間36万円と会社員のボーナス1回分と同等です!
そのため、年収1000万なのに生活が苦しい人は、固定を見直して支出を下げることがおすすめです。
とはいえ、何をして良いかわからない人も多いでしょう。
【FP相談】であれば、お金のプロから生活を豊かにできるアドバイスを受けられます。
年収1000万で生活が苦しいのは嘘?
結論、年収1000万であれば、基本的に生活が苦しくなることはありません。
年収1000万は、手取りで約726万円で月60万ほど使える収入です。
世間の人と同じお金の使い方をしているのであれば、生活が苦しくなることはほとんどないでしょう。
また、年収1000万自体稼げる人が少ないので、仮に生活が苦しいのであればほとんどの人も生きていけないということになります。
したがって「年収1000万で生活ができない」は間違った情報である可能性が高いでしょう。
嘘でしょ?年収1000万で生活が苦しいとなる理由
しかし、現実を見ると年収1000万でも生活が苦しいと言っている人がいます。
そこで本記事では「年収1000万で生活が苦しいとなる理由」を6つ紹介します。
- 関わる人が稼いでいるのでマウントをしたくなる
- 周りに見栄を張りたくなる
- 税金が高い
- 子どもに良い教育を施している
- 飲み会が多くなる
- 手当が貰えなくなる
それぞれ順に解説していきます。
関わる人が稼いでいるのでマウントをしたくなる
年収1000万で生活が苦しくなるのは、関わる人がお金を持っており、無意識にマウントをしたくなるからです。
特に男性は競争心が高く「自分の方が上である」というプライドが出てきます。
結果、お金を使い過ぎてしまい、年収1000万でもなかなかお金が貯まらないことになってしまうのです。
年収1000万で浪費家にならないためにも、家計簿をつけて支出管理をすると言ったことが大切と言えるでしょう。
周りに見栄を張りたくなる
また、友人や知人に見栄を張りたくなる(自慢したくなる)のも、年収1000万で生活が苦しくなる理由です。
年収1000万はサラリーマンだと役職の人以外は稼ぐのが難しい金額です。
そのため、周りで稼いでいる人はほとんどいないことでしょう。
そこで、周りからチヤホヤされたい承認欲求から【奢る】【ブランド品を買う】など浪費をしてしまいがちです。
結果、お金を使い過ぎてしまい、年収1000万でも生活が苦しくなってしまうのです。
税金が高い
また、税金が高いのも、年収1000万で生活が苦しくなる理由です。
日本は世界中を見ても税金が高い国として有名で、稼いだ分だけ税率が上がる【累進課税制度】を導入しています。
そのため、年収1000万でも税金で半分近くの額を持っていかれてしまうのです。
実際、高年収と言える「年収2000万でも苦しい」という声もあります。
つまり、税金が高いことから手元に残るお金が少ないので、高年収でも生活が苦しいと言われているのです。
子どもに良い教育を施している
子どもに良い教育を施している家庭も、旦那の年収1000万で生活が苦しいとなる理由です。
良い教育とは、具体的には以下のようなものを指します
- 私立に行かせる
- 習い事をさせている
- 家庭教師をつけている
特に私立に行くとなると、学校にもよりますが、公立と比べて多額のお金が必要です。
実際、文部科学省の「令和3年度子供の学習費調査の結果について」によると、公立と私立で必要なお金は以下のような差があります。
公立 | 私立 | |
---|---|---|
小学校 | 35万2,566円 | 166万6,949円 |
中学校 | 53万8,799円 | 143万6,353円 |
高校 | 51万2,971円 | 105万4,444円 |
つまり、子どもの教育をどうするかで、かかるお金が大きく変わってくるのです。
そのため、年収1000万で生活が苦しいと言っている人は子どもに良い教育をしている家庭と言えるでしょう
飲み会が多くなる
また、年収1000万といった高年収になると、接待や会食が増える点もお金が貯まらない理由です。
年収1000万を稼いでいるのは【会社員だと役職の人】【経営者や独立している人】のいずれかです。
どちらも必然的に、飲み会が多くなるポジション。
特に経営者や独立している人となると、いかに一次情報を手に入れられるかが稼げるかに影響します。
そのため、飲みの場へ行くのが基本となるので、年収1000万なのに生活が苦しいとなるのです。
手当が貰えなくなる
高所得者だと手当が貰えなくなる点も、年収1000万が生活が苦しいと言われる理由です。
例えば、児童手当は年収960万未満であれば、月2万5000円(2人分)の支給が貰えます。
しかし、年収960万以上1200万未満になると、月1万円(2人)まで支給額が減額してしまいます。
つまり、高年収になると、様々な手当が支給されなくなってしまうのです。
住んでいる地域で制度が微妙に違うので場合によっては、もっと減額になることもあるでしょう。
実際、年収1000万は大したことないという意見もあります。
したがって、手当で生活していた人は、年収1000万なのに苦しいという状況になってしまうのです。
年収1000万で生活が苦しい場合の対処法
本章では「年収1000万で生活が苦しい場合の対処法」を3つ紹介します。
- 家計の見直しをする
- 共働きをする
- 地方に引っ越す
高収入で生活が苦しいと悩んでいる人は必見です。
家計の見直しをする
年収1000万で生活が苦しい人は、家計の見直しをしましょう。
家計簿をつける具体例なメリットは、以下の通りです。
- 支出が可視化されるのでお金を使いにくくなる
- いらないものを使わなくなる
- 何にお金を使いやすいかがわかる
【チリも積もれば山となる】という言葉があるように、数千円の支出も数万・数十万になることは大いにあります。
したがって、年収1000万で生活が苦しいと感じている人はマネーフォワードを使うなどして、支出の見直しをしましょう。
とはいえ、何から始めれば良いかわからない人もいるでしょう。
一番おすすめなのはお金のプロである【FPへ相談すること】です。
特に日本はお金の教育が進んでいないので、意外と無駄な部分で支出によって生活が苦しくなっている人もいます。
共働きをする
また、旦那の年収が1000万で苦しい人は、共働きをするのも1つの方法です。
特に高年収となると、収入の上がり幅が小さくなります。
そのため、年収1000万を1100万にするよりも、妻にお願いして年収100万でも稼いでもらう方が効率は良いです。
どうしても生活が苦しい人は、夫婦で相談して共働きになるかを検討するのをおすすめします。
地方に引っ越す
都会で年収1000万でも生活が苦しいのであれば、地方へ引っ越すのも1つの選択肢です。
特に都会から地方であれば、補助金が出る地域もあります。
例えば、様々な条件がありますが、長野県では以下のような補助金が支給されます。
世帯数 | 補助金額 |
---|---|
単身世帯の場合 | 最大60万円/人 |
2人以上世帯の場合 | 最大100万円/世帯 |
また、地方だと都会と比べて、物価や家賃も安いのでより豊かな生活が可能です。
そのため、都会に住んでいて、年収1000万でも生活が苦しいと悩んでいる人は地方移住も1つの選択肢と言えるでしょう。
まとめ:年収1000万で生活が苦しいのは嘘
本記事では、年収1000万で生活が苦しいのかについて解説しました。
結論、年収1000万は十分に生活ができる理由です。
日本では年収1000万以下の収入の人が多いのに、生活ができています。
つまり、年収1000万で生活ができないのは、支出が多すぎると言えるでしょう。
そのため、年収1000万で苦しい人は【支出の見直し】や【地方移住して生活コストを下げる】工夫をしましょう。
とはいえ、高年収なのに「生活が苦しい」と悩んでいる人もいるはず。
そこでお金のプロである【FPへ相談】すれば、どこに無駄なコストをかけているかが明確になります。
したがって、高年収なのに生活が苦しい人は、FPへの相談を活用しましょう。