武蔵野コーポレーションは年収2,000万円以上、金融資産3,000万円以上の方をターゲットとしている不動産投資会社です。自社を「資産形成及び資産保全のパートナー」と称し、手厚いサポートを強みとしています。
初めて不動産投資を検討している資産家にとっては魅力的に見えるかもしれません。しかし、武蔵コーポレーションには良い評判だけでなく、悪い評判もあります。
本記事では、武蔵コーポレーションの特徴や口コミを紹介し、同社を利用する流れを解説します。不動産投資を始めたいと考えている方は、参考にしてください。
武蔵コーポレーションとはどんな会社?
武蔵コーポレーションは、首都圏エリアの不動産投資用の物件を専門に扱う不動産会社です。管理戸数は約3万戸、関東の管理戸数NO.1をほこっています。
また、単に投資用の不動産を販売して終わりではなく、購入者の資産形成や収益用不動産を用いた資産運用のサポートに力を入れています。
武蔵コーポレーションのターゲットは、年収2,000万円以上、金融資産3,000万円以上のいわゆる富裕層です。そのため、一般の方はやや敷居が高く感じられるかもしれません。
その一方で、減価償却を利用した節税スキームを提供するなど他の不動産にはない、細かいサポートをしてくれます。そのため、資産運用のために不動産投資を検討している富裕層の方にとっては心強い会社です。
武蔵コーポレーションは埼玉県に本社をおいていますが、東京都や神奈川、千葉、群馬、栃木など関東一円に支店があります。また、オンラインでの相談もできるので全国から利用も可能です。
また、定期的にセミナーも開催しており、不動産をはじめとするさまざまな投資に関する勉強もできます。20代半ばの参加者も多く、不動産投資を勉強してみたいと考えている方に取っても人気です。
武蔵コーポレーションの悪い評判・口コミ
ここでは、武蔵コーポレーションのマイナスな評判や口コミを紹介します。
武蔵コーポレーションの利用を検討している方は、マイナスの評判も知っておくと参考になります。
武蔵コーポレーションの悪い口コミ一覧
借りていた部屋の階下からの騒音を処理できず、相手が更にエスカレートして警察ざたに。管理会社は武蔵、もう二度とこの会社の管理の部屋は借りない。何度訴えてもかわらず、泣く泣く引っ越しをしました。(一部抜粋)
「出典:(C)マンションコミュニティ」
最悪です。火災報知器鳴っていても担当者がいないからと確認にも来ない。
設備会社に連絡しろと言われ解除の仕方を電話で居住者にやらせる。
火災元の確認もせず消防法違法でしょ!
本当に火災おきてたらどうするんですかね。
「出典:(C)マンションコミュニティ」
オーナーさんのために満室にすることが最優先のようですね。
それが売り文句のようですし。
「出典:(C)マンションコミュニティ」
武蔵コーポレーションが管理するマンション住人からの悪い口コミが多い
武蔵コーポレーションを通じてマンションやアパートを購入して運用している方の悪い口コミは、ネットではほぼ見受けられませんでした。これは、不動産投資会社の中では珍しいことです。
投資用の物件を扱う不動産会社の中には「強引な勧誘」「いいかげんな説明」といった悪い評判や口コミが出ることがよくあります。それがないということは、投資用物件のオーナーの対応はとても良いのでしょう。
その一方で、自社や子会社が管理しているマンションやアパートの住人からは不満が出ているのが、気になる点です。マンションやアパートの管理会社は、住人の要望や苦情を聞いて適切に処理する力が求められます。
しかし、悪い口コミや評判を見ると、居住者の希望や要望に応えられない様子が多々見られます。
居住者の不満が大きくなれば、武蔵コーポレーションの評判も間接的に下がります。いくら立地条件の良い物件を取りそろえていても、居住者からの不満が多ければ空室が多くなるでしょう。
また、悪い評判が広まれば新規入居者にも影響が出るでしょう。
武蔵コーポレーションの良い評判・口コミ
今度は、武蔵コーポレーションの良い評判や口コミを紹介します。
良い評判は公式サイトからも確認できますが、他のサイトの口コミも確認できれば、より信ぴょう性が増すでしょう。
武蔵コーポレーションの良い評判一覧
以前から不動産投資に興味があって、セミナーを受けたら、丁寧な説明に惹かれて投資してみようと思いました。実際、自分に合った不動産を念入りに調べて紹介してくれましたし、初心者の人でも分かりやすく説明してくれるので勉強になります。空室リスクの少ない安定した投資ができて嬉しかったです。(一部抜粋)
「出典:みん評」
義父も私も不動産投資は初めてで、右も左もわからない状態でしたが、担当者の方が基本的なところから丁寧に教えてくださったので、不安も解消され、安心して不動産投資に踏み切れました。義父も大変喜んでおり、私もほっとしました。契約のために良くない物件をガツガツ押し売りすることが多いこの業界内で、確かなエビデンスと知見に基づき、良い物件を紹介してくれたという印象があります。(一部抜粋)
「出典:みん評」
節税対策のために不動産投資を検討していたところ、こちらの投資会社を見つけました。マンション経営に関する知識がほとんど無かったのですが、スタッフの方の説明がとても丁寧でわかりやすかったので、安心して話を進めることが出来ました。一番納得できたことは、マンションのメンテナンス方法と、収支のシミュレーション結果です。(一部抜粋)
「出典:みん評」
投資家からの評判は上々
武蔵コーポレーションは、投資家からの評判は上々です。「丁寧な説明をしてくれる」「強引な勧誘がない」といった営業姿勢への良い評判が特に多めです。
武蔵コーポレーションは公式サイトの中で、「優秀な人材を確保している」「従業員に販売ノルマは設けていない」と明言していますが、それが良い方向へ働いているのでしょう。
不動産投資を始めて行なう場合、不動産会社によるサポートは欠かせません。自社に利益だけえなく、買主の利益を考えてサポートをしてくれる会社は貴重です。特に、長期にわたって安定して利益を得たい方には適しています。
武蔵コーポレーションのメリット
ここでは、武蔵コーポレーションを利用するメリットを紹介します。どの不動産会社から投資用物件を買おうか迷っている方は、参考にしてください。
投資用物件に特化している
投資用物件を取り扱っている不動産業者には、以下のような種類があります。
- 投資用物件専門
- 投資用物件以外にも賃貸物件なども扱っている
武蔵コーポレーションは首都圏の不動産投資用の物件に特化した不動産会社です。不動産投資は住宅に需要があるところほど利益が出やすい傾向です。
東京を中心とした首都圏は、最も不動産投資が成功しやすい場所、と言えます。
不動産投資で確実に利益を出したいなら、武蔵コーポレーションの利用はおすすめです。3万戸もの物件を扱っているので、予算や目的別の選択肢も豊富です。また、高利回りの物件が欲しいという方も、一度相談をしてみましょう。
新築と中古物件の両方を扱っている
武蔵コーポレーションは新築物件と中古物件の両方を取り扱っています。不動産投資には、家賃収入で長期安定した利益を得たいといった方だけでなく、減価償却を活用して節税をしたい方もいます。
武蔵コーポレーションがターゲットとしている富裕層ならば、節税目的で不動産投資を考える方も多いでしょう。
武蔵コーポレーションを利用すれば、不動産投資の目的に応じて新築物件と中古物件、適したほうを照会してもらえます。これは、不動産投資に特化した不動産会社ならではの対応です。
中古物件は物件によってはリフォームが必要ですが、家賃を安く抑えられるメリットがある分、首都圏では立地条件次第で新築より需要があります。
新築物件と中古物件が近い距離にある地域でも、中古物件が圧倒的に不利になるケースは少ないでしょう。なお、不動産投資は減価償却を利用した節税目的での購入におすすめです。
強引な勧誘がない
武蔵コーポレーションは、従業員に販売ノルマを設けていないと明言しています。そのため、ノルマ達成のための強引な勧誘がありません。不動産投資がポピュラーになって行くにつれ、不動産会社による強引な勧誘も問題化しています。
不動産投資は多額のお金が動くため、強引な勧誘は場合によっては、深刻な問題になります。近年では、スルガ銀行が投資用物件を購入する投資家に対して不正な融資を行なったことが、大きなニュースとなりました。
強引な勧誘がなければ、じっくりと資産活用の相談もできます。
長期的なサポートをしてくれる
武蔵野コーポレーションは、資金調達から出口戦略まで、長期的なサポートを行なってくれます。投資家が購入した物件を管理するのはもちろんのこと、税理士などとも連携して節税の指導もしてくれます。
不動産投資は単に物件を購入して賃貸に出すだけでなく、管理も必要です。また、利益が出ても出なくても確定申告をしなければなりません。
初めて不動産投資を行なう方は、やるべきことが山積みで大変な思いをすることでしょう。不動産会社がサポートに入ってくれるなら、心強いはずです。
また、年収2,000万円以上の富裕層は本業で忙しく、不動産投資物件の管理にまで手が回らない方も多いでしょう。そのような時も、サポートが手厚い不動産会社なら安心して任せられます。
武蔵コーポレーションのデメリット・リスク
一方、武蔵コーポレーションにはデメリットやリスクもあります。ここでは、代表的な3つのデメリットを紹介するので、不動産会社選びの参考にしてください。
ターゲットが富裕層である
武蔵野コーポレーションは年収2,000万円以上、金融資産3,000万円以上の方をターゲットとしています。そのため、取り扱っている物件も高額な傾向です。もともと東京を中心とした首都圏の不動産はそのほかの地域に比べると不動産の価格が高いため、不動産投資をするにはまとまった自己資金が必要です。
武蔵野コーポレーションは年収2,000万円以下は利用できない、といったルールはありません。しかし、年収2,000万円以上の方が無理なく投資用に購入できる物件が取り扱いの中心なので、自己資金が少ない方は購入が難しいものが多いです。
融資も利用できますが、融資額が多くなるほど返済も大変になります。
取り扱っている物件が首都圏オンリーである
武蔵コーポレーションが取り扱っている物件は、首都圏に集中しています。首都圏は人口が多いことから住宅の需要が高めというメリットがある一方、複数の投資用物件を首都圏だけで所有していると、リスク分散ができないデメリットがあります。
例えば、首都圏で地震など大規模災害が起こった場合、所有する物件を一度に失ってしまう恐れもあるでしょう。
また、首都圏以外に住んでいる方にとっては物件の確認が難しいのもデメリットです。首都圏は確かに住宅の需要が高めです。
しかし、どんな住宅でも借り手がいるわけではありません。投資用物件は自分の目で見て選ぶことが大切です。実際に目で見て物件を選べなければ、利用が難しいという方もいるでしょう。
賃貸物件の管理会社に関するマイナスの口コミが多い
武蔵コーポレーションは物件のオーナーに代わって物件の管理も行なっています。しかし、賃貸物件の管理会社に対するマイナスの口コミが多めなのはデメリットです。
不動産投資は、物件を貸して家賃収入によって利益を得ます。物件が良くても管理会社の対応が悪く、住民に不満がたまれば、住民が短期間ですぐに入れ替わったり空き部屋が増えたりする恐れもあるでしょう。
また、賃貸物件の管理が悪ければ、劣化も早くなり資産価値も落ちます。不動産会社に日常の管理も全て任せたいと検討している方は、ほかの不動産会社とも比較してみましょう。
武蔵コーポレーションに向いてる人・向いていない人
ここでは、武蔵コーポレーションの利用に向いている人といない人、それぞれの特徴を紹介します。自分が蒸さしコーポレーションの利用に向いているかどうか知りたい方は、参考にしてください。
武蔵コーポレーションの利用が向いている人
武蔵コーポレーションの利用が向いている方の特徴は以下のとおりです。
- 年収2,000万円以上の富裕層の方
- 首都圏で不動産投資用の物件を探している方
- 首都圏の地理に明るい方
- 不動産投資が初めての方
前述したように武蔵コーポレーションは、ターゲットを富裕層に絞っています。例えば、医師や弁護士といった本業での年収が高い方の中には、「投資には興味があるが投資にかける時間が捻出できない」という方も多いでしょう。
不動産投資は、物件を購入すれば管理は武蔵コーポレーションにお任せができます。
また、首都圏で不動産投資用物件を探している方も、武蔵コーポーレーションはおすすめです。関西、東北、北海道など支店がない場所にお住まいの方でも、同店はオンラインで相談ができます。
このほか、不動産投資が初めての方も手厚いサポートがあれば安心です。強引な勧誘もないので、「本当に不動産投資が最適か」と悩んでいる方も一度相談に行ってみるといいでしょう。
定期的なセミナーも開かれており、手軽に参加できます。
武蔵コーポレーションの利用が向いていない人
一方、武蔵コーポレーションの利用が向いていない人は以下のとおりです。
- お手頃な価格で不動産投資を始めたい
- 首都圏以外の物件も候補に入れたい
武蔵コーポレーションが扱っている不動産物件は、ターゲットの年収に合わせてやや高めです。年収が600万~1,000万程度で、ワンルームマンションなどからお手軽に投資を始めたいといった方は他の不動産会社のほうがおすすめです。
また、首都圏以外に不動産を所有したい方も、他の不動産会社を利用したほうがいいでしょう。
武蔵コーポレーションと他の不動産投資会社との違い
ここでは、武蔵コーポレーションと他の不動産投資会社との違いを紹介します。他の不動産会社との違いをより詳しく知りたい方は、参考にしてください。
資産形成のサポートもしてくれる
不動産会社は買主に物件を販売したり、賃貸物件の仲介をしたりすることが基本的な仕事です。武蔵コーポレーションは単に投資用の物件を販売するだけでなく資産形成のサポートもしてくれます。
購入した不動産の管理だけでなく、節税方法やリフォーム方法などもサポートしてくれるので、長期間にわたるお付き合いができます。
強引な勧誘がない
不動産投資を検討する方が増えるにつれ、投資用物件に力を入れる不動産会社も増えています。セミナーなどを開催して不動産投資を検討している顧客を集める会社も珍しくありません。
その一方で「不動産投資に興味があるが、強引な勧誘が厄介で利用をためらっている」といった声もあります。
武蔵コーポレーションは強引な勧誘がない、という口コミが多いので安心して相談もできるでしょう。初心者でも丁寧に説明してくれると評判です。
不動産のオーナー同士のコミュニティがある
武蔵コーポレーションは、不動産投資用の物件を購入した方同士のコミュニティーも主催しています。情報交換やノウハウ習得を目的としていますが、オーナー同士の繋がりができればとても心強いものです。
このようなコミュニティを不動産会社自身が主催するのはとても珍しいですが、それだけ自分のビジネスに自信がある現れなのでしょう。オーナー同士で情報交換ができれば、2棟目、3棟目の物件を修得したい際にも役立ちます。
武蔵コーポレーションで不動産投資を始める流れ
最後に実際に武蔵コーポレーションを通じて不動産投資を始める際の流れを紹介します。全てのオーナーに当てはまるわけではありませんが、不動産投資がどのような流れで進むか知りたい方は参考にしてください。
① 投資に関する無料の相談をする
武蔵コーポレーションは、無料の投資相談をメールや電話で受け付けています。不動産投資を検討している方は、まず相談の予約をしましょう。
また、同社は、セミナーも定期的に開催しています。まずはセミナーを受講してみる方法もあります。
電話で申し込みを行なう場合は、9:00〜18:00の間、定休日の水曜・日曜・祝日を避けて申し込みましょう。
② 物件の案内を受ける
投資相談の結果、武蔵コーポレーションの利用を決めたら物件の案内をうけましょう。同社は、新築物件のほか、中古物件も豊富に取り扱っています。
また、融資を受けるサポートもしてくれるので、自己資金が足りない場合は申し込んでもいいでしょう。
投資用物件は自分で住む物件ではないため、立地が良ければ物件を見ずに契約してしまう場合もあります。近年は不動産屋が用意した映像をネット経由で閲覧して内覧の代わりにするケースもあります。
しかし、たとえ遠方に住んでいても、1度は物件へ足を運んでみましょう。
③物件とサポートの契約
良い物件に巡り会えたら、物件の購入契約を行ないます。ここまでの流れは住居用の物件を購入するのと同じです。融資が必要ならば審査を受け、受かった段階で契約となります。
また、武蔵コーポレーションのサポートを利用する場合は、物件の契約に併せてサポートの契約もしましょう。同社は、長期のサポートを強みにしているところなので、特に遠方に住んでいる場合は、積極的に利用してみましょう。
④運用開始
物件の契約が終ったら運用が開始されます。しかし、サポートを依頼した場合オーナーは売り上げの確認以外は特にすることはありません。
それでも、月々の売り上げや入居率などは把握しておきましょう。また、近年はマンションの口コミサイトも豊富なので、たまには自分が所有しているマンションの口コミを確認してみるのもおすすめです。
管理会社に関する感想なども聞けます。
武蔵コーポレーションに関するよくある質問
最後に、武蔵コーポレーションに関するよくある質問を紹介します。
Q.武蔵コーポレーションは年収2,000万円未満では利用できませんか?
A.そのようなことはありません。ただ、取り扱っている物件はやや高めなので年収がターゲット未満の方は、自己資金を多めに用意しておくといいでしょう。
Q. セミナーの受講は無料ですか?
A.ほとんどのものが無料です。また、20代~30代の受講者も多いので、セミナーだけの参加もおすすめです。
Q. 持っている建物を手放したい場合も利用できるでしょうか?
A.都内をはじめとする首都圏であれば、対応してもらえる可能性はあります。まずは、相談してみましょう。
Q. 不動産投資の相談は無料で行なえますか?
A.はい。無料で行なえます。遠方からでも、オンラインを利用した相談が行なえます。
Q,サポートの料金はいくらですか?
A.サポートの内容などによって変わるので、まずは問い合わせてください。
武蔵コーポレーションの評判まとめ
武蔵コーポレーションは富裕層をターゲットにしている点と、手厚いサポート、首都圏に特化してたくさんの物件を扱っていることを強みにしている不動産会社です。
40代以降で年収が2,000万を超えている場合や、都内に物件を所有しており少しでも有利な条件で手放したい場合などは、利用がおすすめです。
まずは、無料で不動産投資に関する相談をしてみたりセミナーに参加してみたりしてほかの不動産会社とも比較してみましょう。